


こんにちは、ヒロです!
私たちは日本人男性×アルゼンチン人女性という世にも珍しい国際結婚夫婦です(笑)。
今回のテーマは、「クリスマスの過ごし方」です。
国際恋愛をしていると、本当に様々な文化の違いが見つかります。場合によってはそれが原因でケンカしたり、破局につながることだってあると思います。
クリスマスの過ごし方も、日本と海外では大きく異なります。
今回の記事では、日本と海外のクリスマスの過ごし方の違いについて、お話ししたいと思います。
外国人のクリスマスの過ごし方
妻と知り合ってから、当たり前だと思っていたことが日本独自のものだといくつも気づかされました。
クリスマスも、その一つ。
欧米からきた文化ですから、キリスト教圏の方たちのご意見に従うべきだと思い、妻の方針に従って毎年過ごしております(笑)。
今ではもうすっかり慣れてしまって、日本のクリスマスってなんでこんなに恋人感が出るのだろう?と思うようになってしまいました・・・。
恋人ではなく、家族と過ごす
海外では、クリスマスは恋人ではなく家族と過ごすことが一般的です。
イメージでいうと、海外のクリスマスは日本のお盆やお正月に近い感覚ですね。家族みんなで集まって、団らんの時間を楽しむ文化です。
もちろん、仕事も休みになります。「クリスマス休暇」という言葉、聞いたことありますよね。「12月25日~1月1日+α」は仕事も休みになることが一般的です。

と、突然言われて呆然とした国際恋愛経験者は、結構いるのではないでしょうか。(私は妻の両親が日本とアルゼンチンを行ったり来たりしているので、幸いにそういうことはありませんが)
イブではなく、聖夜を祝う
日本だと、クリスマス当日よりもクリスマスイブに盛り上がりのピークを迎えますよね。
クリスマスイブにデートをしてプレゼントを渡して・・・、クリスマス当日はうちでゆっくり過ごす。日本ではこんな過ごし方が一般的かと思います。
海外では、クリスマスイブに何か特別なことをすることはありません。「クリスマス」といえば「12月25日」です。24日は単なる前日です。
カトリックの色が強い国や厳格な家では、クリスマスの夕方以降にミサ(教会)へ行き、お祈りをするのだそう。

ケーキは食べない
クリスマスにケーキを食べるのは、日本だけの習慣です。
例えばアメリカやカナダといった北米では「ターキー(七面鳥)」を食べることが一般的。家族で集まっての食事ですから、みんなで取り分けながら食べる絵が想像できますよね。
ちなみに南米ではまた様子が違うようで、アルゼンチンでは仔牛を食べるのだそう。

ちょっと笑った瞬間でした(笑)。
ちなみに私はオーストラリアの滞在経験があるのですが、あちらのサーファーズパラダイスというところでは、サンタさんが波乗りしている銅像があります(笑)。
外国人の彼氏・彼女とどう過ごせばいい?
パートナーの文化に合わせよう
クリスマスは、欧米からの文化です。ですから、彼らのしたいようにしてあげるべきだと思います。国際恋愛では、相互理解が何よりも重要です。
クリスマスに関して言えば、日本の文化が特殊なわけです。
日本にいる以上、我々日本人は知らず知らずのうちに自分たちの文化や習慣を中心に過ごしてしまいます。
今年の夏、お盆は帰省しましたか?
外国人から見れば、「日本人はお盆で帰るのに、俺たちはダメなんだ?」という気持ちになってしまいます。
プレゼントにしても、ロマンチックな指輪やアクセサリーを渡す習慣はあまりありません。簡易なプレゼントをいろんな人から渡しあう文化です。それにクリスマスプレゼントの主役は、小さな子供ですしね(笑)。
不思議なもので、このような文化の違いは次第に慣れちゃいます。私も最初は不慣れでしたが、今ではバレンタインと誕生日プレゼントに気合を入れるけど、クリスマスは自然体とすることが当たり前になっています。
国際恋愛では、相互理解が何よりも重要です。クリスマスやバレンタインなどは、欧米の文化なのですから、欧米の文化に合わせましょう。逆にお盆やお正月は、日本の文化があるので、合わせてもらってよいと思います。
一年の間でいろんな文化が混ざり合うところが、国際恋愛の醍醐味だと、私は思っています。
まとめ
- 外国人はクリスマスを恋人ではなく家族と過ごす。日本のお盆やお正月のような感覚。
- クリスマスイブにロマンスのピークを迎えるのは日本だけ。クリスマスケーキも同様で、日本独自の文化。
- クリスマスは外国からの文化であるため、自分たちの価値観ではなく相手の国の文化を尊重すべき。