アルゼンチン人の妻と国際結婚を決めた理由。

私は、アルゼンチン人の妻と国際結婚した純ジャパのアラサー公務員です。

この記事をご覧になっている方は、国際結婚を考えている、興味がある方だと思います。

国際結婚と聞くと、「カッコいい」というポジティブなイメージのほか、

  • 言葉の壁が大変そう
  • すぐ離婚しそう

といったネガティブなイメージを持っている方も多いと思います。

それが原因で、国際結婚に踏み切れない人もいるのではないのでしょうか。

でも実際に国際結婚をしている人の話を聞いてみないと、本当かどうかわかりませんよね。

今回の記事では、南米アルゼンチン人の妻と国際結婚を決めた理由について、話したいと思います。国際結婚を考えている方にとっての、最後の一押しになれればそれよりうれしいことはありません。

共に成長できると感じたから

私と妻が出会った頃は私23歳、妻21歳でした。

お互いバリバリのパリピで、自分が世界の王様だと思っているタイプでした。

そんな二人ですので、交際しても文化の違いや見解の相違で、数えきれないほどのケンカを繰り返してきました。そしてそのたび話し合い、何度も壁を乗り越えてきました。

気づいた時には、もうケンカする内容はほぼコンプリートしており、とげとげしかった二人は丸っこく優し表情に変わっていました。そのことに気づいた時、妻と一緒にいることで人間的に成長できたのだと気が付きました。

また、妻は生まれはアルゼンチンですが、中学生の頃から日本におり、またスペインでの長期の滞在経験もあるため、視野が多角的です。

自分がわからない、知らないことを妻はたくさん知っていました。

今でも妻と過ごしていると、何気ない会話の中で私が知らない世界のことを教えてくれることがあります。

妻といると色々な話ができる、自分の知らない世界を見せてくれることで成長していくことができると感じたことも、国際結婚を決めた理由の一つです。

人生の最高のパートナーだと思えたから

少し仕事で悩んでいた時期に、妻はこんなことを言ってくれました。

別に仕事がつらかったら辞めちゃえばいいんだよ。辞めたことに文句なんて何一つ言わないよ。支え合うために、一緒にいるんでしょう。心と体を壊しちゃうことの方が、何十倍も嫌だよ。
困った時、悩んだ時は全部なんでも相談して欲しい。誰よりもまず、私にして欲しい。

妻は、人の人生に対して何かどうこう言うつもりはない、どういう決断をするにしても、そばにいて絶対に支えると言ってくれました。

そんなことを口に出して堂々と言ってくれる人がこの日本列島にどれだけの数いるでしょうか。

海外では、自分の配偶者のことを「パートナー」と呼ぶことがあります。

その名の通りで、人生における相棒は妻から見れば夫、夫から見れば妻という意味で使います。

夫婦間の信頼関係はとても強く、相談事はまずパートナーにします。仕事も、プライベートも何でもです。

「あなたさえ無事でいてくれればそれでいい、後は私が支える。」そんな思いを伝えてくれた時、妻と出会えて本当によかったと思いました。妻のことを誰よりも信頼ができる、お互いに支え合っていきたいと心から思えたことは、国際結婚の決め手の一つです。

家族愛がとても強いから

お国柄ということもあるのでしょうが、妻はとても家族愛が強いです。

両親と定期的に話していますし、連絡も取り合っています。

甥や姪の誕生日には必ず誕生日プレゼントを持って会いに行っていました。

そんな様子を近くで見ていて、この子は本当に家族を大事にしているんだな、家族への愛がたくさんある子なんだと思ったことが、国際結婚の決め手の一つです。

今では私の両親もすっかり妻のことを気に入ってしまい、私一人で実家に戻るものなら「なんだ、〇〇(妻の名前)ちゃんはいないの?連れてきなさいよ」と言われる始末。妻の人懐こさ、家族への愛情は誰にでも伝わるものなのだと、とても誇りに思っています。

国際結婚を目的とする人は失敗する

上記3つの理由が、純ジャパの日本男性がアルゼンチン人の妻と国際結婚を決めた主な理由です。

↓まとめると、こんな感じ↓

  1. 人間的に成長ができると思った
  2. 最高に信頼がおける存在だと感じた
  3. 家族愛がとても大きいと感じた

いずれも妻の人柄によるもので、意図して国際結婚をしたわけではありません。妻が外国人なので結果的に国際結婚となった、それだけです。

逆に、国際結婚を目的としている人は、やめた方がいいです。特に日本人との恋愛がうまくいかない、合わないというネガティブな理由から国際結婚に走ろうとしている人は絶対に上手くいかないと思います。

【国際結婚の動機に適さない理由】

  • 日本人男性はチヤホヤしてくれない(外国人男性はしてくれる)
  • 日本人男性が好きな異性像と自分が合わない(外国人は個性を評価してくれる)
  • 日本は閉鎖的(海外の開放的な感覚がいい)

こういった理由から外国人との交際・結婚を考えても、決してうまくいくはずがありません。

結局、その人の中で「日本人」「外国人」と二元論化している時点でおかしいのです。本当に、相手のことを愛しているのかどうかが抜け落ちています。国際結婚に踏み切るかどうかは、属人的に考えるべきで、自分の不満のはけ口の解消に使うことはおかしいと思います。

国際結婚を考えるにあたり、決め手は人それぞれだと思いますが、悔いのない結果となるように、よく考えてから行動しましょう。

「ま、細かいことはいいか!結婚した後で考えよう!なんとかなるさ!」

このくらいに考えられるのならば、あなたの国際結婚はきっと成功すると思います。

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