計算機を持つ花嫁
国際結婚ってお金かかるって聞くけど、いくらかかるんだろう?

一般的には「国際結婚=お金がかかる」というイメージを持っている人が多いと思いますが、それは感覚的なもので、「何に、いくらかかるのか」を正確に把握できている人は少ないと思います。

私は2018年にアルゼンチン人の妻と国際結婚をしました。その時は手続きについての知識が皆無で、ネットで調べたり、役所や大使館へ問い合わせる等、情報収集に奔走していました。

我々夫婦の場合は国際結婚に当たって、特段の費用はかからなかったのですが、そういうわけにはいかないカップルも多いと思います。

今回の記事では、国際結婚をするにあたってかかる費用や収入など、お金に関することについて説明したいと思います。

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法令面からかかる費用

日本国内・国外を問わず、法令の面から国際結婚にかかる費用のパターンは決まっています。

  1. 在留資格(=ビザ)を取得するための費用
  2. 婚姻手続きに関する費用

基本的にはこちらの2点が必要になります。といっても、我々夫婦のようにゼロ円で済む人もいれば、十万円以上のお金がかかる人もいます。

具体的に見ていきましょう。

在留資格(=ビザ)の取得費用

外国人は、日本にいつでも好きなタイミングで往来できるわけではありません。

日本に長期滞在するためには、「在留資格(=ビザ)」が必要になります。

お相手の外国人との関係性によりケースバイケースですが、「配偶者ビザ」の取得を目指すことになると思います。

配偶者ビザの取得は、行政書士へと依頼する人が多いと思いますが、大体のサイトが「10万円~」が相場となっているので最低でも10万円はかかります。(妻は永住者なので、この手間はありませんでした。)また、配偶者ビザは「5年、3年、1年、6月」と期限が決まっているため、更新のたびにお金がかかります。

日本にお住まいの方が外国で結婚される場合は、逆に日本人であるあなたがビザの申請を行うため、同様に費用がかかることになります。

婚姻手続きにかかる費用

婚姻手続き自体には、実はお金はかかりません。

ただし、これは自前ですべて対応した場合。(我々夫婦はすべて自前で対応)

行政書士などのプロへ手続きを依頼する場合は、費用が掛かります。

実際にどの書類が必要かという情報を一から集めていくと、結構な労力がかかります。役所もエリアによっては国際結婚の実績がなく、知りたい情報が得られないこともしばしば。役所へ申請のために何回も足を運ばなければいけなくなることもあり得ます。

実際、我々は指示通りに書類を集めたのにもかかわらず、書類の不足を指摘されて入籍が延期となってしまいました。

「時間がないから、とにかくスピード重視で入籍したい!」というカップルについては、お金をかけてプロから助言をもらった方がよいでしょう。

個人的には、入籍のための情報収集は良い経験になると思うので、自前でトライすることをおすすめします。

その他発生する費用

国際結婚には、結婚するため以外の部分、結婚生活でお金がかかることがあります。

確にかかる費用は、配偶者親族との交流にかかる旅費です。

この旅費ですが、アジア圏内ならばまだしも、ヨーロッパやアメリカとなるとバカになりません。私なぞ日本から最も遠い場所にある南米です(笑)。

仮に2年に1回は相手の国を訪れるとして、

  • 海外航空券:15万円×2人分=30万
  • 国内航空券:5万円×2人分=10万
  • 滞在費:1万円×10日分×2人分=20万
  • 合計:60万

最低でもこのくらいはかかります。滞在中のお金は、義両親の家を使うので抑えられるかもしれませんが、当然観光もするでしょうし、子どもがいたら100万コースです。(アルゼンチンに行った時、2人で100万つかいました。)

中には毎年国に帰るという人もいると思います。世帯の会計をどうしているかにもよると思いますが、この「里帰り費用」だけは永遠について回る問題だということは、覚えておきましょう。

国際結婚に必要な年収

国際結婚をするにあたり、法令上で金銭での縛りはありません。そもそもそれって、婚姻の自由を縛ってしまうわけですし。

といっても、金銭面で全くハードルがないわけではありません。在留資格である「配偶者ビザ」を取得する際に、「偽装結婚か否か」という点が最も厳しく審査されます。

そのため、自身はもとより、配偶者の職業・収入が調査対象となります。国を犯罪から守るルールですので、甘んじて受け入れましょう。

基本はケースバイケースのようで、

  • 年収
  • 年齢
  • 貯金
  • 就労時期
  • 親族の保証有無

これらの項目によって個別に判断されます。

ですから年収自体が低くても、

  • 十分な蓄えがあり、しばらくは生活できる能力があるため、配偶者ビザの申請が下りた。
  • 就労開始時期が最近であったので見た目の年収が低かったが、親族の保証もあり配偶者ビザの申請が下りた。

といったことが往々にしてあるようです。

といっても、ある程度の基準はあるようであり、生活するにも最低限と思われる「年収240万(20万×12か月)」がボーダーラインと考えておくことで、問題はないでしょう。

まとめ

  • 国際結婚にかかる費用は、「ビザの申請」と「婚姻手続き」を行政書士等に依頼する場合にかかる。全部自分たちでやれば(やることができれば)、お金はかからない。
  • 国際結婚に必要な年収は、法令上の縛りはない。ただし、ビザの申請時に収入の面は調査されるため、一定程度の年収が事実上必要となる。
  • ビザ申請時に「いくらないと絶対に不可能」といった明確な定めはない。「240万(20万×12か月)」が最低ラインと考えている行政書士事務所はある。
  • 国際結婚の実生活上でかかるエクストラコストは、「親族に会いに行くための旅費」である。

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