こんにちは、ヒロです!
私はアルゼンチン人の妻と国際結婚をしたアラサー純ジャパのナイスガイです。(結婚生活は2019年で2年目に突入しました。)
妻と何度かトラブったことがあるバレンタインデー(苦笑)。日本と海外ではバレンタインデーの文化が全く異なるんですよね。
国際恋愛カップルが、愛する彼・彼女と密なひと時を過ごすはずが修羅場とならないよう、この記事を執筆してみました。日本と海外におけるバレンタインデーの習慣の違いについて、説明したいと思います。
バレンタインデーの起源
グーグル先生&wikipedia博士によると、
ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したと言われている。
キリスト教の司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ、彼らのために内緒で結婚式を行っていたが、やがてその噂が皇帝の耳に入り、怒った皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。
しかし、ウァレンティヌスは毅然として皇帝の命令に屈しなかったため、最終的に彼は処刑されたとされ・・・(中略)
このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。(引用:wikipedia)
こんな悲しい歴史があったんですね。
まさに愛に殉じたウァレンティヌス司祭。世の人々は、ウァレンティヌス司祭の慈愛に溢れた行動に感銘を覚え、恋人の守護神「聖バレンタイン」としてまつるようになりました。
彼を祭るということが、バレンタインデーの本来の意味であるようですね。
海外のバレンタインの過ごし方
海外=欧米圏という前提で話をすると、カップル間でプレゼントを贈り合い、愛の気持ちを伝えることが主流です。もしくは、男性から女性へとプレゼントを贈ることもあり。
いずれにしても男性中心であり、せっせとデートの場所を決めて、いいレストランを予約して、と男性は大忙しです。女性からプレゼントを贈ることも当然ありますが、それはあくまでも恋人が前提。
プレゼントにチョコレートという習慣はなく、男性からはネックレスなどのアクセサリーなど、ちゃんと相手のために選んだものを贈ります。
また、義理チョコという習慣もなく、正直日本人女性の義理チョコ配布は海外男性からよく思われないと思います。自分だったらやめて欲しいですしね(笑)。
日本のバレンタインが特殊な理由
諸説ありますが、神戸市の企業モロゾフが、1930年代に、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」という広告をうったことが始まりとされています。
その後しばらく普及することはありませんでしたが、1960年に入り、森永製菓を中心とした企業がチョコレートの販売促進を行い、急速に広まっていったものと考えられます。
ですので、バレンタインにチョコレートというものは完全に日本独自の文化ということがわかります。
間違って外国人の彼氏にいきなりチョコレートを渡さないようにしましょうね!特に敬虔なクリスチャンの方は、
と少しご機嫌を損ねる可能性がありますので、注意しましょう。
国際恋愛カップルは習慣の違いに気を付けよう!
バレンタインデーは上記のように宗教的な意味合いもあるほか、海外では男性から女性へベクトルが向く日だと認識されています。
私も事前にそれとなく聞かされていたのですが、あまり深く考えずにいたらこっぴどく怒られるという失態をやらかした経験があります。(苦笑)
特に外国人女性と交際している方は、お相手の女性はロマンチックな1日を期待していると思いますので、念入りに準備をして、当日のデートに臨んでください。
また、外国人は日本人が特に宗教的な理解もないまま、キリスト教の行事を行っていることに強い違和感を覚えている方も多いです。(渋谷のハロウィンで騒いでいるような連中はまぁ大丈夫でしょうが)
いきなりチョコレートを外国人の彼氏に渡しても、「キミはバレンタインデーってそもそもどういう日かわかってる?」という展開になることも考えられますので、注意しましょうね。