


こんにちは、ヒロです!私たちは日本男性×アルゼンチン女性の比較的(とても?)珍しい国際結婚夫婦でです。
国際恋愛にあたって、文化の違いと双璧をなすのが「言葉の壁」ですね。
実は私たち夫婦は、言葉の壁は(ほぼ)ありません。なぜならば、妻は日本在住歴が長く、俗にいう日本語ペラペラだから。
でも、そんな私たちでも言葉の壁を感じることが度々あります。身近にいる国際結婚夫婦を見ていると、さらにその頻度は多そうです。
本日の記事では、国際恋愛における言葉の壁と必要な語学力について、お話ししたいと思います。
国際恋愛は日常会話程度でもできる
日常会話程度ができる語学力があれば、国際恋愛自体はすることはできると思います。
といいますのも、普通のカップルは日常会話がほとんどですよね。仕事の話や政治の話もするでしょうが、大半が「今日こんなことがあった」「友達が〇〇に行ってきて楽しそうだった」「この映画のこのシーンが好きだ」といったものではないでしょうか。
レベル感として、英語でコミュニケーションをとる国際カップルは多いと思いますが、単語ではなく、簡単な文章が作れるレベルならば大丈夫だと思います。
具体的には海外旅行に行って、
- 入国時の質疑でモタつかずに応答できる
- お店でオーダーが一人でできる
- ホテルのチェックインが一人でできる
これらの行為ができるかどうかがポイントです。
といいますのも、これらの行為は「単語」だけでなく「文章」での応答が発生するため、文章で外国人とコミュニケーションが取れる一つの指標になると考えられます。
言葉の壁を強く感じる場面
会話は簡単な日常会話だけではありませんから、多少の会話ができるだけで国際恋愛がうまく進むというわけではありません。
あくまでも、できるかできないかという目で見た時に、「Noではない」というレベルです。
カップルですから、毎回カフェに行って自分の趣味について話すわけではありません。相手のことを知ってきたら、より複雑な会話、フォーマルな場面での会話が必要になってきます。
その時に皆さんは、言葉の壁を感じることでしょう。場面別にみていきたいと思います。
1. 口論になった時
言葉の壁を感じる瞬間のトップオブトップではないでしょうか。
ケンカする時は自分の言いたいことを言いますよね。
その時に、第二言語だと思うように自分の言いたいことが言えないのです。これは相当なストレスです。
一方で相手は母国語で話すものだから、言いくるめられてしまう、まくしたてられてしまうことは多いのではないでしょうか。
私の妻は日本語がとても流暢ですが、やはりケンカの際は100%自分が主張したいことが表現できないことがあるそうです。といっても9割がた通じますし、こちらとしては理解に不自由は全くないのですが、やはり妻としては壁があるのだそう。
言いたいことが言えず、さらにストレスに。正直永遠についてまわる問題だと思います。
2. フォーマルな場面
例えば、相手のご両親に会う時。(またはその逆)
英語だろうがスペイン語だろうが、「敬語」というものは存在します。(案外、英語に敬語がないとか思っている人多いんですよね・・・。)
会話の中でも、フランクな内容だけでなく、フォーマルな表現が求められる時に、うまくいつものように話せない。
この時に、言葉の壁を感じることはあると思います。逆に言うと、こういった場面を難なくクリアできるようであれば、十分なレベルだと思います。
3. 相手の国(コミュニティ)へ行った時
相手の国へ行くと、当然外国人しかいません。
パートナーは自分に合わせたレベルで話してくれると思いますが、一歩外に出ればそうはいきません。相手の友達の輪に入った時は、周りの仲間がフルスピードで話してきます。
これは日本にいる時も同じで、在住外国人は地域でのコミュニティを持っています。そこに行くと、あら不思議。日本人は私だけ(笑)のような環境です。
その時は、私は妻を介さないと会話ができなくなるため、言葉の壁を強烈に感じます。
日本と海外で場面は違えど、外国人に囲まれるというシチュエーションは、やはり大きな言葉の壁を感じる瞬間だと思います。
関係を深めるためには高度な語学力が必要
国際恋愛をするだけであれば、言葉の壁を感じながらも関係を維持することはできると思います。
ですがその先、ただ上辺だけ見ている時代から相手の人間性を知っていく段階になった場合。さらには「国際結婚」を見据える段階になった場合。
より関係を深めていくためには、語学力の向上は必須だと思います。
仮に国際結婚を見据えた場合、
- 結婚式のお金のことでパートナーと議論する必要があります
- 結婚式でだれを呼ぶか、日本の慣習を説明して理解してもらう必要があります
- こどもができたら、子育てについて議両親やパートナーと議論することになります
会話を超えた議論のレベルが求められます。
私の場合は妻が日本語を話せて本当に良かったと感じています。実のところ私は英語がそこそこできますが、英語でやり取りをしなければいけないとしたらどれだけのストレスがあったか想像もつきません。
国際恋愛をさらに発展させる際は、語学力の向上もセットで必要だと、私は思います。
まとめ
- 言葉の壁があったとしても、国際恋愛をすること自体はできる。
- 海外旅行にひとりで特に不自由なく(言葉が理由による行動の制限なく)行けるくらいの語学力があるかどうかが、国際恋愛をできるかどうかの境界線。
- ケンカの時、フォーマルな場にいる時、外国人のコミュニティにいる時は、言葉の壁を強烈に感じる。
- 相手との関係をより深めていく場合は、語学力の向上もセットで必要になる。