こんにちは、Mr.&Mrs.305です。

私たちは、

旦那:日本人(純ジャパ)

妻:アルゼンチン人(日本語ペラペラ)

国際結婚夫婦です。

アルゼンチンは、とても美しい国です。日本の10倍ほどの国土面積を誇り、世界遺産も多数。その中で、絶対に外せないスポットが「イグアスの滝」です。

今回は、現地を訪れた経験から、イグアスの滝の最所、行き方、注意点などをまとめました。

ぜひ、旅行前の参考としてくださいね♪

イグアスの滝の基本情報

世界三大瀑布の1つ

イグアスの滝「ナイアガラの滝(アメリカ・カナダ)」「ヴィクトリアの滝(ジンバブエ・ザンビア)」と並び世界三大瀑布の一つとして知られています。

その滝幅は世界一で、何とその幅4km。最大落差は80m。

世界でも超最大級の滝なのです。

日本でも有名な「ナイアガラの滝」ですが、実はイグアスの滝と比べると規模は小さめになってしまうくらい。

名称 イグアス ヴィクトリア ナイアガラ
滝幅 4,000m 1,700m 1,200m
最大落差 82m 108m

51m

流量(毎秒) 1,746㎥ 1,088㎥ 2,407㎥
所在 アルゼンチン・ブラジル ジンバブエ・ザンビア アメリカ・カナダ

時のアメリカ大統領、ルーズベルト大統領の夫人はイグアスの滝を訪れた時、「My poor Niagara...(かわいそうな、ナイアガラ)」とつぶやいたことは、有名な話となっています。

イグアスの滝への行き方

イグアスの滝の所在地

イグアスの滝は、イグアス国立公園という公園の中に位置しています。

イグアス国立公園は、アルゼンチンとブラジルにまたがって広がる公園で、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。

イグアスの滝は主にアルゼンチン側に位置しており、我々もアルゼンチン側からイグアス観光をしましたので、アルゼンチン側からのルート、行き方を紹介していきたいと思います。

最寄りの空港までの行き方

イグアスの滝の最寄りの空港は、「イグアスの滝空港」です。

しかし当然ですが日本からの直行便などあるはずもなく、日本からはを乗り継ぎを複数回していくことが基本となります。

【参考:イグアスの滝までの飛行機パターン】

  • 日本/成田(NRT)→アメリカ・ニューヨーク(JFK)→ブラジル・サンパウロ(GRU)→アルゼンチン/イグアスの滝(乗り継ぎ2回、 約36時間)
  • 日本/成田(NRT)→アラブ首長国連邦・ドバイ(DXB)→ブラジル・サンパウロ(GRU)→アルゼンチン/イグアスの滝(IGU)(乗り継ぎ2回、 37時間)

価格は変動しますが、往復で20万が相場となります。(skyscannerを使っての自主調べ)

しかしこのような旅程では体がもたないというか、本当にキツイので、ブエノスアイレスを往復の拠点とし、市内観光を一度はさんで南米の気候・風土に体を慣らしておくことをお勧めします。

【参考:アルゼンチンまでの飛行機パターン】

  • 日本/成田(NRT)→アメリカ・ニューアーク(EWR)→アルゼンチン/ブエノスアイレス(EZE)(乗り継ぎ1回、 29時間)
  • 日本/成田(NRT)→アメリカ・ダラス(DFW)→アメリカ・マイアミ(MIA)→アルゼンチン/ブエノスアイレス(EZE)(乗り継ぎ2回、27時間)
  • 日本/成田(NRT)→アラブ首長国連邦・ドバイ(DXB)→ブラジル・リオデジャネイロ(GIG)→アルゼンチン/ブエノスアイレス(EZE)(乗り継ぎ2回、 33時間)

このパターンにブエノスアイレス⇔イグアスの滝を好きな旅程で組み込めば、イグアス+ブエノスアイレスの2か所を回ることができます。あとは数日、サルタなど他の都市をめぐるプランを作るなどアレンジをすることで、アルゼンチン満喫プランが作れるのではないでしょうか。

周辺ホテルからイグアス国立公園まで

イグアス国立公園が位置している街「プエルト・イグアス」は本当に周りに何もない街です。

写真は、グーグルマップで見た図です。

※黄色い線は、ホテルからイグアス国立公園までのルート

御覧の通り、ジャングルの中に位置しています。

当然、電車やバスはありません。

公共交通機関で行くことは不可能です。

ホテルでタクシーを呼んでもらう以外に選択肢はありません。

観光地価格で、かなり高めの相場設定(我々は4,000円~5,000円ほどとられました。片道40分ほど。)となっていますが、タクシー以外に足がないので、甘んじて受け入れましょう。

イグアスの滝の見所

イグアスの滝には、見所がたくさんあります。

絶景スポット以外にも、楽しめるポイントはたくさん!

フルで1日使っても回り切れないほど、楽しめるポイントはたくさんあります!

見所①かわいい動物がお出迎え♡

イグアス国立公園に入ると、こんなにかわいい動物がお出迎えしてくれます♡

「ハナグマ」という動物らしいのですが、公園内の至るところにいます。

ただし気性は荒いところがあるらしく、餌を与えたり、食べ物を持って近づくことはNGだそう。

その他にも、ワニや希少な鳥など、様々な動植物が公園内には生息しています。

↓の写真は、見づらいですがおサルさんです(笑) 

見所②悪魔の喉笛

イグアスの滝は、いくつかの滝で構成されていますが、その中でも最大の瀑布がこの「悪魔の喉笛」と呼ばれるところです。スペイン語では、「Garganta del Diablo」と言います。なんかBLEAC〇で出てきそうなタイトルですね。

この「悪魔の喉笛」ですが、高さは82m、幅は約150mのUの字型で長さは700mだそう。

もはやスケールがデカすぎて、比類するものが見当たりませんでした。

なんせ水しぶきが凄すぎて、一番下が見えないほどでした!

誤って転落したら一体どうなってしまうのだろうか。。。と考えられずにはいられない、ものすごいスケールです。

ちなみに、ここでは有料ですが記念写真を撮ってもらうことができます(笑)。

※右にいるおじさんは私ではありません。

見所③列車旅

イグアス国立公園内は、列車で異動することができます。

といいますが、列車を使わないと体力が持ちません(笑)。

中には徒歩で一周する猛者もいますが、特に夏季はやめた方が賢明です。

列車といってもかわいらしい外観で、スピードも自転車より少し早いくらい。ディズ〇ーランドにあるウエスタン〇バー鉄道のようなもの、と考えるとわかりやすいかもしれません。

「世界の車窓から」に出てきそうなレトロな乗り物でした。

窓はありませんけど(笑)

意外に満席!!

何本かあとの列車に搭乗しました。

ほとんどがファミリー、カップルですが、一人旅で来ている人もいるので、勇気ある人は旅仲間を作ってみてもいいかもしれません。

イグアスの滝の注意点

イグアスの滝を見に行くには、南米特有、イグアス特有の留意点がいくつかあります。

せっかくの旅を台無しにしないためにも、皆さんにはぜひとも抑えておいていただきたいと思います。

注意点①:コンビニ・スーパーがない

プエルト・イグアスのホテル群周辺には、スーパーやコンビニエンスストアがありません。

飲食はホテルならばレストラン、公園内ならば売店・レストランを探すしかありません。

日本のように、どんな田舎でもコンビニがある感覚を持っていると、つらい目にあいます。

また、意外かもしれませんが、アルゼンチンは物価が高いです。コーラ一本、水一本が平気で200円とかします。

水が飲みたいときに飲めないのはつらいですので、特に夏季に旅行する方はできる限り調達した上でホテル群へと向かいましょう。

一応、イグアス国立公園内に水飲み場がありますが、十中八九お腹を下すので、水道の水はやめておきましょう。(妻はそれでお腹をくだしたようです)

注意点②:ホテルのクオリティが低い

イグアス国立公園周辺のホテル群は、決してコスパがよいとは言えません。

大体ツインベッドの部屋で1万前後が多いかと思います。

日本だと1万円ならばそこそこのホテルを想像するかと思いますが、1万円払って日本で数千円のホステル並みだと想像してください。

我々は一泊9,000円程度のホテルに宿泊しましたが、

  • 無料wi-fiはほぼつながらない。(繋がっても使い物にならないほど遅い)
  • スタッフの英語力が低い
  • 衛生的な部屋とは言い難い

など、海外旅行経験豊富な我々夫婦も、少したじろぐレベルでした。

「バックパッカーで東南アジアを周ったから余裕!」という人は別にして、あまり海外慣れしていない方は高いお金を払ってもよいホテルにした方が良いと思います。

まとめ

  • イグアスの滝は、世界三大瀑布の一つであり、ナイアガラの滝をはるかに上回る規模である。
  • イグアスの滝はイグアス国立公園内にあり、アルゼンチンかブラジルのどちらかから行くことができる。おすすめはアルゼンチン。
  • イグアスの滝空港までは、日本からは30時間以上かかるためブエノスアイレスなど他都市を拠点とした旅行プランを立てることが吉。
  • イグアスの滝の最大の見所は、「悪魔の喉笛」。
  • イグアス国立公園周辺には店がなく、ホテルのクオリティが低いので、「モノ」と「メンタル」の準備をしていくことが必要。

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