国際結婚夫婦が教える、夫婦喧嘩から仲直りのコツ!

こんにちは、Mr.&Mrs.305です。

私たちは、

旦那:日本人(純ジャパ)

妻:アルゼンチン人(日本語ペラペラ)

国際結婚夫婦です。

一つ屋根の下で暮らしていると、どんなに仲がいい夫婦でも、ちょっとしたすれ違いで夫婦喧嘩をしてしまうこと、多いですよね。

ケンカすること自体は、悪いことではないと思います。

カップルであれば、ケンカした後、次に会うまでの時間が解決してくれることもあるでしょう。

しかし、夫婦の場合はそうはいきません。一緒に生活しているわけですから、どんなに激しいケンカをしても、必ず相手の顔を見ることになります。

ばつが悪い感じで、いつまでも過ごすのは嫌ですよね。1回、2回ならまだしも、小さな夫婦喧嘩が積み重なって離婚危機なんてことにもなりかねません。

我々夫婦は、国際結婚、それも日本人とアルゼンチン人ということで、文化も背景も全く異なる夫婦です。慣習の違いから起こるケンカも多く、おそらく、ケンカの数ならば随一の夫婦でしょう(笑)。

しかし、今では夫婦喧嘩はほとんどありません。周りが「あ~あ。あの二人」と思うくらいに仲良しです。どのようにして夫婦喧嘩の数を減らしたか、お話させていただきたいと思います。

夫婦喧嘩はなぜ起きるか

そもそも夫婦喧嘩は、なぜ起きるのでしょうか。

ケンカの理由は、それこそ星の数ほどあると思います。

  • 気に障ることを言われた
  • 家事を手伝ってくれない
  • 帰りが遅い
  • こどもの面倒を見てくれない
  • etc........

それこそケンカの度に、理由は異なると思います。

でも、その根源は同じだと思います。

なぜ、あなたは、あなたのパートナーは、「どうしてわかってくれないんだ」という思いを抱くと思いますか。

それは、至極簡単な話で、パートナー、相手から見たら自分に対して、「こうして欲しい」「あなたならこうしてくれる」という期待があるからです。

期待をしているのに、意に反する言動をされるから、「カチン」と来てしまうのです。

夫婦喧嘩というものは、「相手にしてほしいことがあるのに、それをしてくれない、コミュニケーションのギャップである」と考えることができます。

仲直りすることは大事ですが、このギャップをきちんと埋めなければただの傷のなめ合いと同じです。きちんとギャップを埋めて、「建設的な仲直り」ができるようにする必要があります。

夫婦喧嘩のルールを決める

先送りはダメ、ゼッタイ

夫婦喧嘩は、コミュニケーションギャップから生じるものであると考える以上、そのギャップをそのまま放置していくことは望ましくありません。

どのようにして解決をするべきか、ルールを作るべきだと考えます。そうしないと、いつまでもズルズルと嫌な雰囲気が続いてしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。

ルールは何でもよいのですが、双方がきちんと議論して、納得がいくルールを設けましょう。

その際、「いつまでに解決するのか」ということを必ず決めましょう。極端な話、それだけでも決めておくことが肝心です。

筆者夫婦のルール

筆者たちの場合は、

  • 夫は沸点が低いが、すぐに忘れるタイプ。
  • 妻も沸点が低いが、後に引きずりやすいタイプ。
  • 夫は怒ると静かに怒ることが多く、黙って自分の頭で整理することが多かった。
  • 妻から夫に「こうして欲しい」ということが主なケンカの種であった。

というパターンでした。

沸点が低いがゆえ、頻繁にケンカをしていたので、二人とも辟易としてきてしまっていました。

しかし二人ともお互いのことを愛する気持ちは強く持っていました。「ケンカはしたくない、ずっと仲良くしていたいのに・・・」と思っているのに、ちょっとしたことですぐケンカになってしまう。

そのような状況を打破すべく、二人でケンカのルールを決めました。二人の性格や今までのケンカの主な原因を考えて、お互い納得のいくものにしました。

  1. ケンカはその日に解決する
  2. 次の日にはすべて忘れて、いつも通りに過ごす。どうしても引きずってしまう場合は、相手に不快感を与えないように努力をする。その場合はきちんと相手に伝える。
  3. 自分の意見を全部伝える。ケンカの際に伝えなかったら、本人が悪い。「言わなくてもわかるでしょ」はNG。

特に3つ目のルール、「すべて自分の意見を伝える」というルールは効果覿面で、このおかげで随分ケンカの頻度は減ったと思います。

「どうしてあなたにこうして欲しいのか」ということをすべて伝えることで、それは怒りというより哀しみからくるものであると、自分が頼りにされていること、愛されていることがよくわかってきます。

そうして「俺はここを直すから、キミはここを直して」「それは譲れないけど、他は直すよ」といった具合に、徐々にギャップを埋めていくことができるのです。

もし、それができないのならば、もはやそこに「愛」はありません。ただの惰性であり、夫婦関係を継続するなんらのメリットもないと思います。

夫婦喧嘩をなくす心構え

夫婦喧嘩は、必要悪のようなもので、ケンカしない夫婦など存在しません。

しかしいくらすぐに仲直りできるとはいえ、夫婦喧嘩はとても大きなストレスですので、できるだけしないことに越したことはありません。

夫婦喧嘩をなくすためには、人間として成長していくための大人の心構えが必要になってきます。

自分が常に正しいとは限らない

最も大切な心構えが、「自分中心」の思考回路から脱却することです。

特に20代、若いうちは自分中心になりがちです。

自分の妻はよく冗談で、

妻忍者
10代の頃は私が世界の中心だと思っていたわ。(真顔)

と言っています。(笑)

でも、夫婦関係となればそうはいきません。

自分と相手、それぞれに正義があります。「どうしてわかってくれないんだろう」という気持ちは、相手も持っているかもしれません。

きちんと相手の言い分も聞いて、その上で夫婦としての結論を出していきましょう。

相手中心で考える

夫婦喧嘩は、パートナーとのコミュニケーションのギャップから生じます。

自分の考えや意見は当然、自分自身なのでよく理解できていると思います。

でも、相手の意見というものは、相手から内容を細かく聞かないとわかりません。

「なぜ、自分のパートナーはそう考えているのか」という点を突き詰めなければ、ギャップは永遠に埋まることはありません。

自分しかパートナーの要求に応えられる人がいないから、パートナーは自分に要求してくるものです。そのことを肝に銘じたうえで、話し合いをしていきましょう。

ありがちなのは、自分の意見だけ一通り言っておいて、相手の意見に聞く耳を持たないパターンです。完全に思考停止に陥っており、自己中心的、相手への思いやりが欠如してしまっている事例ですね。

人格というものは何十年もの人生経験から構築されるものなので、考え方を180度変えることは難しいかもしれませんが、愛するパートナーの為ならば何だってできるハズです。それができないパートナーは、見限ってしまった方がよいと、個人的には思います。

まとめ

  • 夫婦喧嘩は、パートナーとのコミュニケーションギャップから生じる。
  • 夫婦間におけるコミュニケーションのギャップとは、パートナーが期待に沿った言動をしてくれないということ。
  • 建設的な仲直りをするために、夫婦喧嘩のルールを作ることが有効。必ず「いつまでにケンカは解決させる」ことに焦点を当てたものにする。
  • 自分中心ではなく相手中心で考えることで、相手のことを思いやることができ、夫婦喧嘩を減らすことができる。

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