こんにちは、ヒロです!アルゼンチン人女性と国際結婚をしています。(現在結婚2年目!(交際自体は6年))
国際恋愛をしていると、日本人同士の恋愛では起こり得ない内容でケンカが始まることが珍しくありません。
今でこそ我々夫婦もケンカの頻度はだいぶ減りましたが、付き合いたて、同棲したての頃はケンカのオンパレードでした。
本日の記事では、6年の歴史を持つ国際恋愛ベテラン(!?)の我々が、どんなことでケンカになったのか、国際恋愛で注意しなければいけないことについて説明します。
目次
国際恋愛ならではのケンカ事例
国際恋愛をしていると、国際恋愛ならではの経験を数多く体験します。
ケンカも、その一つ。
「えっ何で!?」
自分では普通のことだと思っていたのに、相手から見るとそうでなかったり、傷つけてしまうことがあります。
妻との6年の歴史の中で、実際にケンカした代表的な事例をご紹介します。
1. 肌の色に関する失言をしてしまった
私はもともと肌が白く、さらにオフィス勤務なので、日本人の感覚だとかなり肌が白い部類に当たります。(女子がうらやむくらい(笑))
お風呂上りにストレッチしながら何の気なしに、上記の発言をしました。
そしたら妻の顔色が変わり、
と怒り気味に言われました。
そこでようやく、配慮のない発言をしてしまったことに気が付きました。
妻は南米の出身で、小麦色のような肌の色をしています。その妻に対して、「白がきれい」だと決めつけた価値観に基づく発言をしてしまったことは、夫として失格でしょう。
妻も私の発言が本意でないことは理解してくれていたので、その場で謝ることで事なきを得ました。
肌の色の問題に関しては日本人は疎いところが多いので、気を付けなければいけないと思います。
間違えても、外国人の前で「肌色」と言ったら駄目ですよ!
2. 日常の愛情表現が不足していた
突然ですが、質問です。
「1日の間でパートナーに対して、『愛している』と何回伝えていますか?」
- 1回?
- 2,3回?
- 5回以上?
- それとも0回?
国際恋愛初心者の方は、0回が最も多いのではないでしょうか。
私も妻と交際するまでは日本人としか恋愛経験がなかったので、「愛してる」と伝えたことはありませんでしたし、人前であまりキスやハグもしていませんでした。
そうしたところ、上記のようなケンカに発展してしまったことがあります。
日本は「恥の文化」「察する文化」が根付いているので、なかなか声に出して「愛している」と伝え合う夫婦・恋人は珍しいと思いますが、海外では当たり前です。
今では毎日「愛してる」と言いますし、ハグもキスも場所を選びません。
もちろん妻も日本の文化に一定の理解はしてくれたので、例えば両親友人の前では、少しおとなしく(?)するようにしてくれています(笑)。
大事なのは、お互いの文化を尊重しあう心ですね!
3. 微妙なニュアンスを伝えきれない
国際恋愛をしていると、少なくとも絶対にどちらか一方が母国語ではない言語を話すことになります。
相手は母国語、自分が第二外国語で話すことになるため、当然第二外国語を話す側は母国語ほど流暢に話すことができません。
私の妻は日本の学校に通っていたこともあるので、日本語はとても流暢に話しますが、それでも微妙なニュアンスの違いには苦労しています。
特にケンカの場となれば、語彙力がある方が圧倒的に優位です。
自分が伝えたいことを8割・9割しか伝えられないことは相当なストレスであり、そのこと自体が不平等で嫌だと言われたことがありました。
「思ったことはため込まずに伝えよう」「相手はきちんとそれを受け止める」ことを約束することで、改善を図りましたが、100%の解決方法とは言い難いところです。この問題は国際恋愛をしていく上で永遠について回る問題だと思います。
世界共通のケンカ事例
今までは国際恋愛だからこそ起こり得るケンカの事例について紹介しましたが、当然ケンカのネタはそれだけではありません。
「外国人だから怒る」こともあるし、「外国人でも日本人と同じように怒る」ことだって当然あります。
日本人との恋愛と同様に起こり得るケンカの内容について、実際の事例をご紹介します。
1. 外見の変化に気が付かなった
髪の毛のみならず、眉毛、まつ毛、ネイルなど、男なら誰しもが経験したことはあるでしょう。
外見の変化に気づかないことを怒るのは、日本も海外も同じです。
日本の男性諸君、彼女・妻の変化には目を光らせておきましょう!
2. 同棲してから外出が減った
同棲したての頃は、ほぼ毎週どこかへお出かけして、二人きりの時間を楽しんでいました。
しかし次第に行くところもなくなってきて、週末は自分たちが個々にやりたいことも出てきます。
予定を毎回立てるのも大変なので、週末はスーパーへ出かけて、帰ってきたら家の掃除など溜まった家事。余った時間はジムやテレビ。たまに映画鑑賞。
こんな週末も増えてきてしまうのが現実です。
仕事も大変かもしれませんが、それを支えてくれる彼女・妻のため、一肌脱ぎましょう!
3. 手作り料理へのコメントがなかった
わざとではなく、妻の料理が美味しくて食べるのに夢中になっているため、ついついコメントを忘れてしまうことがあります。
うっかり「ありがとう」のお礼も忘れちゃうことも、たまーにあります。
そういう時はやっぱり怒られます。我が家は共働き世帯なので、妻が仕事後に作ってくれた時にコメントを忘れた際は結構キツく言われましたね。
自分の愛するパートナーが手間暇かけて作ってくれた手料理です。感謝の意を絶対に忘れないようにしましょう。
まとめ
- 国際恋愛の場合は、「肌の色・人種に関する発言」「愛情表現の慣習」「言葉の壁」に気を付けないと、ケンカに発展しやすい。
- 国際恋愛であっても、日本人同士のカップルと同様のところも多い。
- 例えば外見の変化に気が付かなかったり、手料理へのコメントがなければ、当然起こられる。
- パートナーが日本人でも外国人でも、相手をリスペクトする精神が最も大切。