

こんにちは、ヒロです!
本記事では、このような疑問にお答えしていきたいと思います。
本記事の内容
1.デーティング期間とは何か
2.交際しているかどうかの判断基準
3.二人の関係を白黒ハッキリさせる方法
私はアルゼンチン人の妻と国際結婚している日本人男性で、妻とは交際して6年、結婚生活は2年になります。
国際恋愛初心者(?)の頃は、外国人特有の「デーティング期間」という文化がわからず、モヤモヤした思いを抱えることがあると思います。
実際、私もこの感覚がわからず困りました。最終的には、こちらから告白したのですが、相手の真意がわからず悩んでいました。
妻からデーティング期間について細かく聞くことで、デーティング期間の意味や恋人になる瞬間などがわかってきました。
今回の記事では、デーティング期間の定義や恋人となったかどうかの判断基準などを解説していきたいと思います。
目次
デーティング期間の基本情報
1.恋人になる前のお試し期間
【英】
Dating is a stage of romantic relationships in humans whereby two people meet socially with the aim of each assessing the other's suitability as a prospective partner in anintimate relationship.
【日】
デーティング期間はロマンチックな関係で、将来的に親密なパートナーとなることを見定めることを目的に会う段階です。
(英:Wikipediaより抜粋。日:筆者が意訳。)
デーティング期間というのはお互い気になっているけど、本気で好きになってはいない(=愛には発展していない)段階です。
簡単にいうと、「恋人になる前のお試し期間」ですね。
大事なことは、「お試し期間」ですので、他の異性とのデートは許されるという点です。
日本で複数人とデートに出かけたりしたら、すぐにうわさが広まって「あの人は不誠実だ」とされてしまいますが、海外では当たり前のことです。お試し期間ですから。
2.体の関係もOK
デーティング期間では、体の関係を持つことはOKというか、常識です。なぜならば体の相性も「Relationship(交際関係)」という段階に発展するための評価ポイントだからです。
ここが日本人的には最も理解しがたい部分かもしれません。
妻にインタビューしたところ、このような答えが返ってきました。

日本人:交際している人とのみ、体の関係を持つ文化。
外国人:交際前に体の関係を持って、交際に発展するかどうか決める文化。
二元論的にまとめるとこのような形です。
実際はここまでシンプルではないですが、概ねのイメージ的には上記のような感じですね。体の相性が悪いことを理由に、女性の方から切り捨てるということもザラにあるようです。
3.期間は人それぞれ
そもそもの定義が若干怪しいデーティング期間ですから、「何回デートしたら大丈夫」「何日経てば大丈夫」といった期間の目安はありません。
私たちの場合はオトナの関係になるまではかなり早かったのですが、交際関係だと認めるまでには半年かかりました。
中には数日、数週間でデーティング期間が終了というカップルもあります。ただ、早ければいい、遅ければいいなどといったことは一切ありません。
デーティング期間に目安はありませんので、あまり細かいことを考えずに、外国人の異性とのデートを楽しめばよいと思います。
恋人になっているかの判断基準
海外では日本のように告白文化はなく、自分たちが交際関係にあるのか、明確な分かれ目というものがありません。
ですが、交際関係にあるのかどうかを判断するいくつかの判断基準がありますので、ご紹介していきます。
1.友達に何と紹介しているか
自分のことを何と友達に紹介しているのかで、判断ができます。動きがたい事実になりますからね。
友達がいる場で、明確に「ガールフレンド/ボーイフレンドだよ」と紹介していれば、交際に発展していると判断できるでしょう。
一方で、「彼/彼女は〇〇(あなたのこと)だよ。クラスメートなんだ」と紹介されている段階では、まだ交際しているわけではないということになります。
ただ、彼・彼女は本気なんだけれど、まだ自信を持てていない可能性もあるので、絶対とは言い切れません。
2.他の異性と遊ばない約束をしているか
他の異性と遊ばない約束をしているかどうかで、交際に発展しているかの判断ができます。
これはわかりやすいですね。「デーティング期間」はオープンなお試し期間なので他の異性と遊んでも問題がないのですが、「交際関係」にある場合は関係はよりクローズドになるため、お互いが唯一の異性関係になります。
日本の告白に少し近い形かもしれませんね。
3.「愛している」と言われるか
日本語でも英語でも、相手の国の言語でも何でもいいです。「愛している」と言われたら、2人は恋人同士、交際関係にあります。
・好き(I like you)→デーティング期間
・愛してる(I love you)→交際関係
区分するとこのような形ですね。
「愛している」と言われたら、同様に「愛している」と伝え返さないと、自分は愛しているけど相手からは愛されていないと思われてしまうので、気をつけましょう。
最初は恥ずかしいですが、大丈夫です。すぐに慣れます!(実体験)
2人の関係をハッキリさせる方法
代表的な事例を挙げましたが、やっぱりデーティング期間なんて意味わからないし、上記の事例にも該当しない!「何でもいいからとにかく二人の関係をハッキリさせたい」という人も当然いると思います。
方法としては、とにかく相手の意思を確認するほかありません。
日本の告白文化がマイナーだというのはわかるけど、日本人と付き合うんだからわかってもらえくらいの気持ちが大事です。
告白する
我々は日本人ですから、告白してよいと思います。
外国人からすると、「告白するなんて幼稚だ」「告白なんてしなくても二人の関係なんてわかるだろう」と考える人もいると思います。今なら私も外国人の考えを理解できます。
ですが告白してから関係が始まるということが日本の文化なのだと、きちんと説明して理解してもらいましょう。
きちんと日本の文化に理解をしてくれるかどうか、逆にあなた側が相手を査定するポイントにもなります。
2人の関係を尋ねる
告白までいかなくても、さらっと2人の関係を聞いてみるというのも方法です。
直球で聞くのもアリですが、ちょっとそれはハードルが高いという場合は「2人の記念日っていつにする?」としれっと投げ込んでみるのもいいでしょう。
そこで「初めてデートした日」や「キスした日」など、アイデアが出てきたら交際関係だとわかります。そこで悩んでいる様子があれば、まだ決めかねているということになるでしょう。
まとめ
「デーティング期間」と「交際関係」には、日本ほどの明確な分かれ目はありませんが、いくつかの判断材料があって、2人の関係を判断することができます。
「Like」から「Love」への感情の昇華は精神的な依存を感じたときに起きます。
それが言葉になると、「他の人と遊ばないでくれ」「愛している」という表現となります。そのタイミングまさに、2人の関係が「デーティング期間」から「交際関係」へと変わる瞬間なのです。
日本人には馴染みがない文化なので、告白文化への理解を促すことも当然必要ですが、一方で我々日本人も外国人の文化を理解する必要もあります。
とても難しい「デーティング期間」と「交際関係」の違いと分かれ目ですが、いくつかの判断材料があるので、それらを元に判断していきましょう。それでも判断がつかない、気になる場合は本人に直接聞くことが必要です。