こんにちは、ヒロです!
私は2018年にアルゼンチン人と結婚した純ジャパ(アラサー)です。
結婚式は両の手でおさまらない回数出席しておりますが、国際結婚した夫婦には未だ出会っておりません。
この記事にたどり着いた方は、「国際結婚するカップルって、どのくらいいるんだろう」「どこの国との国際結婚が多いのかな」といった疑問をお持ちかと思います。
幸いなことに日本は各種統計が充実しておりますので、それらのデータを用いて、国際結婚の割合などについてお話していきたいと思います。
〇組に1組が国際結婚!?
まず、日本人同士の婚姻件数を見てみましょう。
厚生労働省が公表している「婚姻に関する統計の概況」によると、平成27年(2015年)の婚姻件数は635,156件です。
そのうち、日本人×外国人という組み合わせの婚姻件数は、20,976件となっています。
20,976÷635,156=3.3%
3.3%というと、約30組に1組が国際結婚をしているわけです。クラスや部活単位だと1人はいる計算ですね。
なお、別に2017年は婚姻件数が特段少なかったとか、外国人の婚姻件数が多かったといった特殊要因は特にありません。むしろ国際結婚の割合は減少気味となっています。
続いて、男女別の数や相手国の傾向を見ていきたいと思います。
男性7割、女性3割
平成27年(2015年)の国際結婚の婚姻件数20,976件について、男女別に見ていきましょう。
- 日本人男性×外国人女性の婚姻件数=14,809件(70.6%)
- 日本人女性×外国人男性の婚姻件数=6,167件(29.4%)
メディアが積極的に外国人男性と結婚した日本人女性を取り上げているため、「国際結婚=日本人女性×外国人男性(欧米系)」と考えてしまう人も少なくないと思いますが、イメージとは異なる結果となっています。
しかしながら、すべてが事実と異なるという訳でもありません。
相手国の内訳を見ていきましょう。
日本人男性の国際結婚の傾向
日本人男性×外国人女性について、外国人女性の内訳は下記の通りとなっています。
- 中国・・・・・5,730件(38.7%)
- フィリピン・・3,070件(20.7%)
- 韓国・・・・・2,268件(15.3%)
- タイ・・・・・・938件(6.3%)
- ブラジル・・・・277件(1.9%)
- アメリカ・・・・199件(1.3%)
- ペルー・・・・・・83件(0.6%)
- イギリス・・・・・44件(0.3%)
- その他・・・・・2,200件(14.9%)
1~4位まで、アジア系が占めています。一番多いのは中国で、5,730件とほぼ4割近い件数ですね。
欧米系は数パーセントと、低い数字となっています。
もちろん、私は「その他」にカウントされています!(笑)。
日本人女性の国際結婚の傾向
日本人女性×外国人男性について、外国人男性の内訳は下記の通りとなっています。
- 韓国・・・・・1,566件(25.4%)
- アメリカ・・・1,127件(18.3%)
- 中国・・・・・・748件(12.1%)
- ブラジル・・・・344件(5.6%)
- イギリス・・・・235件(3.8%)
- フィリピン・・・167件(2.7%)
- ペルー・・・・・115件(1.8%)
- タイ・・・・・・35件(0.6%)
- その他・・・・・1,829件(29.7%)
日本人男性男性との相違点としては、アメリカが1,127件(18.3%)と、大きな割合を占めていることです。
ただ全体で見てみるとアジア系が多く、韓国と中国で4割を占めています。傾向としては男性と似ていますが、男性よりも相手国の内訳がバラエティに富んでいる格好となっています。
それにしても、不思議なくらいアメリカの数が高いですね。
まとめ
- 日本人同士の婚姻件数(2017年)は、635,156件。
- 日本人×外国人の婚姻件数は20,976件(男性は14,809件、女性は6,167件)
- 日本人男性×外国人女性の場合、アジア系女性の割合が高い。第一位は中国で、5,730件(38.7%)。次点はフィリピン。
- 日本字女性×外国人男性の場合も同様で、アジア系男性の割合が高いが、男性ほどの偏りはない。第一位は韓国で、1,566件(25.4%)。2位はアメリカで、1,127件(18.3%)